第二十六章

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「よぉ。」 「おつかれ。」 買い物を終え、スーパーの外で待っていると海斗はやって来た。 「その荷物どうしたの?」 「これ?おふくろから。」 両手に大きなバックを下げている姿は何とも言えなかった。 「笑うなよ。 俺だって恥ずかしいんだよ。」 「笑ってないよ。 偉いなーって思って。」 「いいから早く行こう。」 「はい、わかりました。」 海斗はバック、私は買い物袋、 ふたりとも両手に下げて家へ向かった。 .
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