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黙ったままでいる海斗の視線を気にしつつ、私は目の前に並んでいる料理に手を伸ばした。
そして、じっと海斗の言葉を待った。
「俺は、さ、
いつだって、どんなときだって、月菜のことを支えるよ。
子供の頃からずっとそうしてきたし、これからも変わらないよ。」
「ありがとう。
海斗はいつも私の味方でいてくれるし、一番の理解者だもんね。
どっちが上なのかわかんないくらい・・・。」
「それでいいんだよ。」
「・・・・・・うん。」
ダメだ。
涙腺が切れそう。
「気持ち押し殺して、ひとりで解決しようとしてんだろ?
言いたいことがあるなら、思い切って言っちゃえよ。
なんでも聞くからさ。」
もうダメだ。
と思った瞬間、ぽろりと涙が落ちた。
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