4129人が本棚に入れています
本棚に追加
震える彼女をそっと抱きしめた。
今俺ができることは、何も言わずこうする他にない。
「ごめんね、泣いたりして。」
「無理しないでいいから。」
「こんな私・・・ダメでしょう・・・?」
「そんなことない。
俺はずっと月菜さんの隣にいるから。」
そう、俺があなたを守るから。
あなたの心にある錘も、過去も全て俺が受けとめる。
枷から自由にしてあげるから。
ずっと一緒にいよう。
最初のコメントを投稿しよう!