第二十七章

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ゴクリと唾を飲み、次の言葉を待った。 イエスかノーか。 焦るな。 でも、すぐに返事が聞きたい。 「私みたいな、こんな女と・・・。 涼くんの隣に居ても、不釣り合いだし、お付き合いするのと違って結婚ってなると・・・それに年上だし・・・。」 「月菜さんじゃなければだめなんです。 釣り合う釣り合わないなんて、そんなことは関係ない。 年の差だってたかが5歳じゃないですか。 それよりも俺はこれからの未来を月菜さんと作っていきたいんです。」 俺は恥ずかしいくらいに興奮していた。
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