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「ところで、今日のお昼は何が食べたいですか?」
「お昼かぁ、何がいいかな・・・。
涼くんは?」
「俺ですか。
そうだなぁ、寿司が食べたいです。」
えっ?お寿司・・・ですか?
偶然とは思うけど、嫌な汗が出てきた。
「お花見の人達の酒盛り見たら、何だか寿司が食べたくなって。
それに月菜さん、好きでしょう?」
そう言って、笑顔で私を見る。
「でも、その前にここまで来たから動物園にも寄っていきませんか?」
「あ、う、うん。」
しどろもどろの返事。
私にとっては、そのほうが好都合かもしれない。
お寿司は回避しなければ・・・
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