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「ここで寝ないでベッドで休んだ方が楽だから。」
「あっ、大丈夫です。
うとうとしただけなんで。
今起きます。」
横になったままの俺を見て、彼女がクスッと笑った。
「うとうと、だって。」
「ほんとですよ。
月菜さんが風呂から出てくるのを待ってたんですから。」
「一緒に入ればよかったね。」
「えっ?」
フル回転するよりも早く、その一言でスイッチが入った。
素早く起き上がって、彼女を抱きしめ、そのまま押し倒した。
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