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心臓がバクバクし始める。
彼女の不意討ちに、惑わされそうになる。
でも、この言葉は俺の質問が核心をついたと証明したようなものだ。
答えがなくてもわかる。
やっぱり思った通りか・・・。
その一方では、こんなかわいいセリフを言うなんて反則だと思う俺もいる。
それにしても心臓の音は正直だ。
正直に奏でる音に従って、
それよりも反応をみたくて、
彼女の唇にそっとキスしてみる。
すると、俺の首に腕がまわった。
ついさっきまでの彼女はどこにいったのかわからないくらいに、今度は大胆すぎる・・・。
もうこうなったら、俺が我慢できない。
彼女の甘い唇に我を忘れた。
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