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もしかしたら、心の内を聞いて欲しかったのかもしれない。
誰かれ構わずじゃなく、言っても恥ずかしいと思わない相手に。
「いっそのこと一緒に住んじゃえば?」
秋葉、オマエは痛いところを突いてくるな。
「・・・断られた。」
「はぁ?」
昨日一日、彼女の部屋で過ごし、お互いのことを話した。
現在(いま)のこと、
未来(これから)のこと。
話したと言っても、俺が殆ど喋っていたようなもんだけど。
話していくうちに、まだ知らない事が有り過ぎて、離れている時間さえも惜しくなった俺は一緒に住もうと言った。
そして、
あえなく撃沈した。
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