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「いい・・・です、か?」
「・・・・・・。」
何も言わないのを許しと受けて、首筋に
顔を近づける。
いつもと同じ甘い香り。
変わらないはずなのに、不思議なくらい俺を刺激する。
今さら止めることはできない。
「ここじゃ・・・。」
小さな声が耳に届く。
あぁ、そうだ。
部屋の中とはいえ、日中に此処で一糸纏わぬ姿になるのはさすがにマズいだろう。
「待ってください。」
そう言って彼女を抱き上げた。
「えっ、ちょっと、重いから・・・。」
「そんなことないです。」
恥ずかしがる姿さえ愛おしく感じる。
そして、気持ちが高ぶったままベッドへ向かった。
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