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書店でのやり取りの後、同じビルの中にあるカフェに移動してきた。
どこかでまだ信じられない自分がいる。
彼女が俺の目の前に座って、俺の事を見ている。
そして、
「いろいろと海斗から聞かされたんだけど、何だかたくさんあり過ぎて、よくわからないの。
よくわからないと言うよりも、信じられないっていう方が合っているのかな。」
と彼女は言い、
言った後に俯いてしまった。
俯いた彼女に対して俺は、
「全部本当のことだから。
俺……
月菜さんのこと好きだから。」
一方的だけれど、ようやく伝えることができた。
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