第六章

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俺の言葉に驚いて彼女は顔をあげた。 「信じてもらえなくて仕方ないと思っています。 でも俺の気持ちは変わらないし、今言ったことは本当なんです。 何もすぐにどうなるとかなんて考えてはいません。」 彼女は俺をじっと見たまま何も言わない。 「でも・・・・・・、 俺の想いを伝えたから、これからは月菜さんにぶっかっていこうと思っています。」 彼女の顔が困惑の色に染まっていく。 お願いだからそんな顔しないで。
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