第六章

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俺もこの年まで何もなかったわけじゃない。 それなりにあった。 もちろん目の前にいる人も、色んなことがあったと思う。 でも、なぜ結婚している奴なんかと付き合っているんだ。 どうして出口の見えない恋愛なんかしているんだ。 ほんの少し前に、ダブルパンチをくらった俺は、何とかして気持ちを立て直そうと必死になった。
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