第六章

9/9
前へ
/525ページ
次へ
一気にしゃべり続けた俺を彼女はじっと見ている。 その瞳は哀しそうでもあり、憂いを含んでいるようにも見える。 少し冷静になってみると、自分が暴走していたことに気付き恥ずかしくなった。 「あの……。 今の私にはまっすぐな涼くんを受け入れる資格がないの。」 と彼女は言った。 .
/525ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4129人が本棚に入れています
本棚に追加