第十章

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普段から弱音を吐いたりしない晃太が自ら病院へ行くと言った事に不安を感じていた。 「何もないから大丈夫だよ。」 と笑っていたのは私を安心させる彼の気遣い。 でも、 行った先の病院から紹介状を渡され大きな病院へ行く事になったのだ。 ただ事ではないのは確かだった。 「どうしよう・・・。」 心が張り裂けそうだった。
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