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あの日君とみた
朝焼けの空
悲しい程に雲は
君を包んでいたね
苦しくて
切なくて
生きにくいと
言った君
そんな気持ちの君を後目に
渦巻く雲がパッと嘘のように散った
朝焼けの美しさが
君の瞳にも
ハッキリと映る
「綺麗な空だね」
大丈夫だょ
君に美しいと言わせた朝焼けに
ほんの少しだけ
嫉妬した
僕はただ
あの朝焼けの空に
なりたい
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