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遊斗「さて約束だ、潔くこの場から立ち去ってもらうぜ」
獣牙「くっ、行くぞお前ら」
男B・C「お、親分、待ってくれ」
獣牙は手下を連れて立ち去った
遊斗「大丈夫ですか姫村さん」
リサ「………はい」
遊斗「……」
リサ「……」
二人は黙りこんでしまい辺りは沈黙につつまれた、どれだけの時間が経過したかはわからないが…
リサ「あっ、あの…」
先にこの沈黙を破ったのはリサだった
遊斗「えっ、あっ、何ですか姫村さん」
リサ「その…もしかして光崎君もカードの精霊が見えるの?」
遊斗「…!なっ、何故それを?」
リサ「だってさっき『悪いなパーシアス』って言ってましたからもしかしたらって思って」
遊斗「(しまった、ついいつものクセで………んっ?光崎君も?)と言うことは姫村さんも見えるですか精霊が」
リサ「はい、最初は少し恐かったんですが、今はとっても仲良しです、フェアリーアーチャー出ておいで」
フウッ
フェアリーアーチャー(以下フェアリー){はじめまして遊斗さん♪私フェアリーアーチャーよろしくね♪}
リサ「こっ、こらフェアリーちゃんと挨拶しなさい!あと初対面の人を名前で呼んじゃいけません!!」
フェアリー{え~、いいじゃん別にぃ|( ̄3 ̄)|}
リサ「…すみません、普段はもっといい子なんですけど」
遊斗「ハハハ、なかなか面白い奴だな気に入った」
遊斗は笑いながら言った。
遊斗「おい、パーシアス、お前も出てきて挨拶しとけ」
フウッ
パーシアス{はじめまして姫村さん、私は天空騎士パーシアスと申します、以後お見知りおきを}
遊斗「お前、もう少しフランクに挨拶できないのか?」
パーシアス{これが私の性分なんですよ、悪かったですね}
リサ「フフフ、誠実で礼儀正しくていいじゃないんですか」
遊斗「う~んそうかなぁ」
タッタッタッタッタッタッ
遊斗「んっ?」
後方から足音が聞こえてきたので遊斗は振り返ったするとそこには…
???「こんな所にいたのね遊斗探したわ」
黄緑色の髪をポニーテールまとめた少女がいた。
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