プロローグ

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チュンチュンという部屋の外から聞こえる小鳥の鳴き声で俺は目が覚めた。 「……朝……か」 窓から差し込む日差し浴びて朝だということを認識する。 「……顔でも洗ってくるか」 なかなか目覚めない脳を覚醒させる為に顔を洗おうと思い、俺はベッドから立ち上がった。 その瞬間、机に置いてあった携帯が鳴り出した。 ~♪ ~~♪♪ 「……メールか だったら後でいっか」 鳴っていたのはメールの着メロだったので、ひとまずそれは置いといて洗面所へ向かうことにした。 この選択が後に起こる事件の引き金になるとも知らずに……。
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