ある日ある時ある場所での出来事

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という訳で、昨晩仲間である筈の魔法使いと死闘を繰り広げた勇者パーティーはなんもないただの道を歩いていた。 「ねえシュウ~、子供は何人欲しい?因みにルミは子供だけでアメフトの試合が出来るくらいの人数欲しいかなぁ」 「今朝の寝言と全く同じ事言ってる!?」 ある意味凄え! 「え?ルミ、寝言でそんな事言ってたの?」 「その寝言のお陰で恐怖を覚えたが」 「そっか、じゃあ結婚しよっ♪」 「Why!?だから何故そうなる!?」 「だって夢に見る程シュウの事が好きって事でしょ?だから問題無いよねっ☆」 「俺の意思は関係無いのか!?結局てめぇの一方通行じゃねぇか!」 「え?シュウはルミの夢に出て来るくらいルミの事が好きなんじゃないの?」 「てめぇが勝手に夢に出演させただけだろうが!」 「うん、最高だったよー☆もし本当に映画化されたらハリウッドの主演男優賞ルミなら即決でシュウに決めるね、あれは」 「てめぇの妄想で賞なんぞ取ってたまるか!ハリウッド舐めんな!」
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