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「ちっ!……糞が」
どういう訳か、俺の部屋からは一切の衣類が無くなっていた。
用意周到なババァだ。
俺は仕方なく嫌々勇者服に袖を通した。
……
…………
………………
うわあ……
恥ずい……
超恥ずい……
何で俺がこんなことせにゃならんのだ……orz
因みに、俺の容姿はごく普通で一般的なもので、髪の色は黄土色。
……この世界じゃ黄土色なんてデフォなのだよ。
そして俺は下に降り、少々遅めの朝食という名の昼食を食べる。
相変わらずクソ不味い飯だ。
味濃すぎるんだよこのクソババァが。
そして、飯を食い終わると同時に文字通り家を追い出された。
「立派な勇者になるまで帰って来るんじゃないわよ!いいわね!」
「知るかクソババァ!こんな家こっちから願い下げだ!」
そして俺は家を、村を飛び出した。
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