ある日ある時ある場所での出来事

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「いくわよおぉ!」 「ぎゃああこっちくんなクソデブ!」 しかし動きは鈍いので俺は一瞬で懐に入り込み、一発っ! 「ウラアアア!」 ボヨンっ 「はあ!?手応え無しぃ!?」 「私の肉体にはあらゆる攻撃は無力!死になさい!」 「しまっ……!」 油断した! その馬鹿でかい手でがっちりホールドされ、その巨体で押し潰しにかかる。 「シュウっ!バイパーバレット!発射っ!」 「無駄よ!」 しかしバリアに容易く阻まれる。 「今ですっ!キャノンアクア!」 ミオはソールの横に回り込み、詠唱破棄の上級水属性魔法キャノンアクアを発射、ソールを横に吹っ飛ばし俺はぎりぎりで脱出成功! 「ルミ、ミオ、サンキュー!助かったぜ……!」 「うん、当たり前でしょ?未来の旦那様を助けるのは至極当然の義務だもん!」 「お礼を言われる筋合いはありませんっ!」 「色々ツッコミたいがそれどころじゃないからスルーの方向で!」
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