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「ぐふっ……!やるじゃないのよ……!」
「打撃が効かないのなら、こいつで斬る!」
俺は武器召喚でいつぞやに盗み出し……いや、交渉して手に入れた、レア武器を出す。
「久しぶりだなぁ、ストームジャベリン」
『やっと出番か、ホコリかぶっちまっただろ』
「わりぃわりぃ、お前はそうやすやすと使う訳にはいかなくてな」
『はっ、そうかよ。あの目の前の肉団子を斬り刻めばいいんだな?』
「そのとーり。頼むぜ」
『合点承知』
紹介しよう。
こいつの名はストームジャベリン。自分の意思を持つ世にも珍しい剣なのだ。
なんでも大魔導師ノエルが造りだした魔導武器(自称)だそうだ。
千年前に勇者が使っていた伝説の剣とされ、村の宝物庫に厳重に保管されていた所を盗……
いやいや、なんでもない。
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