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ドドドドッ!
「うわああ!?」
「な、なんなんだ突然!?」
突然の事態に部下達は逃げ惑う。やつら、恐らく唯一の入口から上級水属性魔法撃ち込んでやがるな……
「出て来ねえとアジト浸水させて皆殺しってか」
上等……!
その挑発、乗ってやろうじゃねぇか。
「ありったけの戦闘員は俺の元へ集合しろ!風の転移魔法で脱出する!」
「いや、ラルよ……その必要はない」
「オヤジ!?」
「むうん!」
するとオヤジは自身の持つ武器の巨大斧で天井を破壊した。
「息子達よ!脱出用の穴をつくった!素早くここから待避!」
「ははっ……流石だぜオヤジ……まさか、上のやつらも……」
「無論儂がやる……お前はどうする?ラル……」
「ご一緒させて頂きます、あんたは例え命に代えても守り抜く……!」
「……本当に、頼もしくなった……行くぞ、ラル」
「ああ」
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