4859人が本棚に入れています
本棚に追加
ガァキィィン!
「出やがったな……喋る剣!」
「奥の手だったのだがな……こうなってしまった以上手加減は出来んぞ」
『待ったぜ……人間をバラすこの瞬間(とき)を!』
「ジャベリン、例のアレ頼む」
『はいよ、了解』
すると俺の足元、そして目の前に白い魔法陣が出現し、風が渦巻く。
「『バスターストーム!』」
ドォォォン!
竜巻の波動砲を撃ち込む。
「んな隙のでかい砲撃、俺に当てられると思うなァ!」
背後に回り込み斬り掛かってくる。
「ああ、思っちゃなかったさ」
しかし俺は振り向き口元を緩ませる。
「てめぇがここに攻撃を仕掛けてくるってのは思ってたけどなあ!」
瞬時にストームジャベリンで迎え撃つ。
「うおおお!」
「うらああ!」
『なめんなよ餓鬼!そんなチンケな刃でこの俺に勝てるものか!』
最初のコメントを投稿しよう!