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ジャベリンの言う通り、あっさり金髪頭の魔法剣を力付くで打ち砕く。
「死ね、ドブ男!」
『この俺を売り飛ばそうとした大罪、地獄で一万年と二千年ほど悔い詫びろ!』
「うっ……!」
しかし寸でのところでバリアをはり、ジャベリンを受け止める。
『この俺を!こんなホットミルクの上によく出来るあのうっすい膜のような防御壁で!止められるとでも思ったかぁ!死ね、二回死ね!』
ジャベリンの言った様に、防御膜をジャベリンの剣先に貫かれ、そのまま腹部を斬り付ける。
「ぐああああ!!」
「はははっ!泣き叫べ、許し請え、死に晒せぇ!」
それはそれは悪魔の様な高笑いと、魔王の様な薄笑いだ。
どっちが悪役なんだか。
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