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早乙女 美希「せっかくのチャンスなのに~…。勿体ない♪」
馬飼野 鹿馬「しょ!しょうがないだろ!びっくりしちまったんだから!」
神失 望「分からなくもないな。」
馬飼野 鹿馬「流石!望!分かってるね♪」
神失 望「俺もそれに近い事が、あったからな。」
早乙女 美希「望君もあったの!?」
神失 望「まあな。」
早乙女 美希「じゃあ、話して~♪」
神失 望「鹿馬の話が、終わったらな。」
早乙女 美希「分かった♪」
神失 望「鹿馬…続きは?」
馬飼野 鹿馬「んで、まあその後は~…」
俺は、部長の撮影に入った。
部長は笑顔で、俺を見ながらスピーチをしてくれた。
俺は、目が合う度にカメラを見てしまう。
そんな、二人だけの時間は、あっという間に過ぎてしまった…。
神保 愛理「ありがとうございました~♪」
馬飼野 鹿馬「こ…こちらこそ!ご!こうりゃく!あるぃがとゅおんぐぉずぁいむした!」
神保 愛理「フフッ♪んじゃ♪頑張ってね♪」
ガチャ…
馬飼野 鹿馬「神保さんも、部長頑張って下さい!」
神保 愛理「ありがとう♪」
バタン…
馬飼野 鹿馬「いい人だったな~…。」
俺と彼女はこれっきり、会うことはなかった。
だが、しかし。
俺が三年になった時。
馬飼野 鹿馬「え~と…三年B組は…」
スタスタ…
俺は、自分の新しいクラスを探していた。
馬飼野 鹿馬「ここか?」
俺は、自分のクラスにやっとたどり着いた。
ガラガラ…
俺は、緊張しながら、新しいクラスに入って行った。
馬飼野 鹿馬「うわ~…知ってる奴いね~な~…」
俺は、そう呟きながら、自分の席を探した。
馬飼野 鹿馬「以外と黒板が見やすいとこだな~。」
っと、言いながら席に着いて、クラス分けのクラスの名前を暇つぶしに目を通して見た。
馬飼野 鹿馬「あいつら、以外と隣のクラスだったんだな~…」
俺は、友達のクラスを眺めた後に、自分のクラスをまた眺めて見た。
馬飼野 鹿馬「ふ~ん……………ん!?」
俺は、目を疑った。
馬飼野 鹿馬「こ…ここ!この名前って!あの去年部活の撮影に協力してくれた、神保さんじゃないか!?」
何と、俺は…あの…初恋の相手と中学生最後の年に、一緒のクラスになれたのだ!!
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