忘れられた怪盗ディノ

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ここモカまろ屋は、喫茶では無いので、カウンターは小さく、客用の席も無かった。 マスターは奥へコーヒーを運び、ディノのいるカウンターに戻った。 マスター「ディノくんもコーヒー飲むかい?」 ディノ「いいっすか?じゃあ苦いの…」 ツッパった感じを受けるディノだったが、決して悪いヤツではないと、マスターは思った。
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