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みんなが外に集合した。
「よーし、じゃあみんないるね?中学や高校じゃないし、基本自由です!だけど時間は守って!んじゃ、解散っ」
代表の解散の一言でみんながそれぞれ好きなコースへ行く。
ていうか、スノボか。俺スキーしかやったことない。それこそ、中学高校のスキー教室しか…。
「よーうすーけくーん」
「あ、春。と、凛」
「何よその付け足したみたいな言い方」
「まあまあ。ところで陽介くんはスノボ歴は…」
「ない」
「えへへ~わたしも!」
なんか安心。もし春ができて、俺が教えてもらうとかちょっと嫌だったし。
「なんかね、りっちゃん毎年スノボしに行ってるんだって。だから教えてくれるって!」
「まじか。よろしく、凛」
「任せなさーい」
さすが、家が豪華なだけあるよな。そりゃ毎年スノボしに旅行もするか。納得。
「…あれ、由樹がいない」
いつの間にか横に居た由樹がいなくなってる。
あー、そういえばあいつ、スノボ得意だったような。
「凛~!」
「わ、由樹!もう滑ってるの?」
ザザザーっと音を立てて、由樹到着。
「わ~、由樹くんスノボ上手なんだねぇ!」
「まあね~」
…俺も頑張ろうかな。
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