初陣

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「こちらイーダ1。カタロンと接触した」 「了解。 こちらは基地の破壊を開始します」 どうやらカタロンの部隊が陽動に掛かってくれたようだ。 しかしカタロンの基地に近づいた時だった。 ビー!! ビー!! ビー!! けたたましくアラームが鳴り響いた。 「敵!?どうして……」 「予備の部隊を置いていたのか!」 「チッ!仕方ない! 二人は基地の破壊に向かって!ここは私が食い止める!!」 「「了解!!」」 レイ中尉をその場に残し、私とリーレイは基地の破壊へと向かった。 その途中、リーレイが私に通信を入れてきた。 「死神。 お前は俺の支援だ、わかったな?」 「ま、まってください! 一人では危険です!私も……」 「黙れ…お前は俺の言う通りしていればいい。わかったな、准尉」 「っ……!! わかり……ました、少尉」 今はこう言うしかないか。 彼の方が階級は上だし、それに私は………。
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