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<第3巡洋艦 MS格納庫>
「これが君の機体だ。
准尉、大事使ってくれよ」
大事に使えって言っても今から戦場に行くと言うのに大事に使えと言うほうが無理がある。
マリーナは整備兵を見ながらそう思っていると後ろから声をかけられた。
「まさかお前と一緒の小隊なるとはな……………死神」
「リーレイ……」
「名前を呼ばれる筋合いはない死神」
「…………」
「まぁいい。
だか一つ言っておく、俺の邪魔だけはするな、わかったな?准尉」
「……分かりました。少尉」
リーレイは、それを言うとその場から離れようとしたとき横から声をかけられた。
「少しいいかな?二人とも」
「………!」
そこに立っていたのは女性士官だった。
どうやら私が配属された部隊の小隊長のようだ。
「私の名前はレイ・セイナ中尉。
あなた達の隊長だからよろしく」
「よろしくお願いします。中尉」
私とリーレイはレイ中尉に敬礼した。
「じゃあさっそくブリーフィングを始めようか」
中尉は、ブリーフィングルームへと向かった。
二人もそのあとについて行った。
しかしこの後、マリーナに起こる運命は誰も知らない………。
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