運命

10/14
前へ
/52ページ
次へ
でも、それがこの男 岩木 丈の強さであり、優しさなのかもしれない。 「ジョー、お前やっぱり良いヤツだな。」 「な、何だよ急に、気持ち悪いなぁ。」 晴斗達は学校に着いた。 「あ、やべえオレ今日、日直だった。」 ダッシュで日誌を取りに行く丈。 こうして慌ただしい学校生活が始まる。 …学校にいる間はあれこれ考えるのは止めよう。 余命があろうが無かろうが、精一杯楽しんでいくことでしか今が満たされることはない。 晴斗は自分の席に腰を下ろした。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加