君と唄う永久の詩

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ピピピッ 通信機が鳴る。多分艦橋のアリスからだろう。 「はぃ。エレナです」 「あっお姉ちゃん?天空遺跡が目視できる位置まで到達しました」 「解ったわ。みんなそれぞれ上陸準備を」 飛空挺は天空遺跡の一番端にある少し広い広場へ降り立った。 「これが天空遺跡…?」 目の前に広がるのは遺跡と言うより廃墟…明らかに戦場跡のように酷い状況だった。 「隊長…これは明らかにおかしいですわ…」
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