君…酷くね?

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「食った食った。」 腹をポンポンたたく俺…カレーは想像以上にボリュミーだったのか腹一杯になった。 不意に屋上のドアが開いた。俺は何も考えずただ誰か来たのかなっておもっただけだ。 しかしその屋上に入ってきた人物は音咲だった。 フェンスをギュッとにぎりながらもう一方の手で何かを見つめていた。 なに見てんだ?…写真? 俺は音咲を見ながらそう思った。その時 彼奴の目から一雫の涙が流れた。 俺は音咲をみながら唖然とした。 「なっ…何で泣いているんだ…?」 俺は音咲に聞こえないように呟いた…。 それから数分間音咲は涙を流し続けた… 俺はそれをただ見つめることしか出来なかった。 音咲…お前は今何でないてるんだよ…? 俺は知らない間に音咲の顔にくぎずけになっていた… ボロボロと音咲の目から溢れ出る涙… 俺はその涙の答えが知りたくてしかたなかった。 何故かわからないが…なんか…音咲には泣いてほしくなかった…のかもしれない
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