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悲しいときは近くの公園へ行ってた
気が付いていたときはもう薄暗い
街灯の明かりがより暗さを際立たせる
思い出すたび私は胸が張り裂けそうになり消えてしまいたくなる
涙も枯れ果て「希望」という言葉も幻影の様に消えてしまい
もともと無かったかの様な私は空を見上げても月は隠されていて
私はこの世界にいて良かったのだろうか?
悲しむほどまるで月が消えてゆくような気がして
「絶望」という言葉も漆黒に染められていって
誰も助けてはくれない 私はただ独り暗闇に閉じ込められていて
あなたならきっと助けてくれると信じて
でもその言葉は誰にも届くことはない
余計悲しみで暗闇に飲み込まれていく
月はいつ暗闇を照らす?
あなたはいつ来るのだろう
この暗く冷たいところを照らして
私を暗闇から助けて
悲痛に言葉は漆黒に染まり闇に消える
私に光が当たることはない生きなければならない
この暗く冷たい乾いたところで
誰も助けてはくれない―
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