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「おい!ともき…ってあ?お前、顔…気持ち悪いぞ?」
ともきの顔はまるで、二日酔いで道路に倒れ込む中年のようだった。
「ようじょ…ヨウジョ…幼女!hshs」
あぁ、ともきはロリコンなのか。
俺はすぐに納得した。
ともきのことは放っておき、その女の子に俺は近づいた。
「どうしたの?君迷子?ここは高校だよ?お母さんとはぐれちゃった?」
俺が女の子にこう聞くと、女の子はほっぺたを膨らませた。
「前田友希!」
「はははひぃ!うえ?」
なんでこの幼女…ぢゃなくて女の子は俺の名前を?
「なんで俺の名前を知っているんだ!って顔してますね!」
女の子は急に勝ち誇った顔をして、腰に手を当てた。
「ごもっとも…ぢゃなくて、うん、どうしてかな?」
顔を引きつらせながら、聞いてみた。
お、俺はこんな女の子に、お菓子をあげて釣ったり、なんやりした覚えはないぞ!断じて!
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