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今、私は彼の車で会社の寮へ向かっている。
楽しくおしゃべりをしながら、彼と話す。
知れば知るほどに、彼が好きになる自分がいた。
あっという間に時間は過ぎ、寮へ着いた。
「じゃあね。
また連絡するからね」
と、私から言い、車のドアをあけた。
彼は待って。と言い、私に優しいキスをした。
彼は照れくさそうに
「バイバイのちゅー」
と言って、手を振った。
彼の車は発進した。
それをドキドキしながら目で追いかける。見えなくなるまで。
寮に入ると、同僚のチィが話しかけてきた。
チィと私は同じ部屋。
なんでも話す同僚以上の親しい仲。
私はチィに彼について、いっぱい話す。
すると、チィは笑って
「よかったじゃん。
これでユイも落ち着くね」
と言った。
うん。と私は頷いた。
早く彼に会いたい。
会いたい気持ちが多すぎて、胸が苦しくなった。
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