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『...真?』
私は、ビックリした。
真は、そんなタイプじゃないから。
真は、私から離れて私の頭を撫でた。
「...ここの人達の手当を」
真が、そう言うと黒塗りの車に乗ってきた人達が、手早く倒れてる人を治療していく。
『こんなに、連れて来てくれたのですか?』
私は、首を傾げて聞くと真は、悲しそうな顔をした。
「...また昔みたいにはなして」
真は、弱々しく言う。
私は、頷いた。
「....ごめんね」
真は、急に謝った。
何に謝ったのか良くわからない。
「...ごめんね
救えなくって
――――こんな事に巻き込んで」
真は、悲しそうな声を出す。
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