夏休み

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一人想像を膨らませている日向。海なんて久しぶりだ。幕末の時代なんて海自体見てない。見たとしても泳ぐどころではない。だから尚楽しみで仕方なかった。 「日向は…泳げるのか?」 「!!!…少しなら」 ちょっと驚いた顔しながらも答えた日向に斉藤はふっと笑う。 「泳げないのに海か…」 「うっ…いいじゃん。みんなで行けば楽しいって。別に泳がなくなって…」 「原田あたりが無理にでも引きずっていくと思うが…」 「うっ…やっぱやめよっかな」 俯いてそんなことを呟くと隣にふっと人影。日向の隣に座ると同時に睨みつけるように斉藤を見つめていた。 「歳…」 「日向、誰だこいつ」 そういうや否や眉間に皺たっぷりで睨み付ける。そんな土方に動じるそぶりも見せない斉藤。

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