01(製作中)

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『碧へ  元気ですか?俺は元気です。  近々逢いに行きます。  最近は寒くなって来たので、  体に気を付けて下さいよ?  それでは、さよなら           太玖羽』 手紙が、届いた。 大好きで、愛しい、彼から。 何ヶ月ぶり? まぁ、そんなのどうでも良いか。 貴方からの、モノなのだから。 「あおちゃんご機嫌~」 「ふふ、ごきげん」 「なんでよ、なんでよっ」 一緒に仕事してる、翠ちゃん。 おいらの親友。 「ん、ほら、」 「あっ、太玖羽様からっ」 「んふふ、いいでしょ~」 翠ちゃんは、おいらの好きな方を知っている。 「良いな、良いな、 俺も、あの方から欲しいな…、」 「ねがえば、くるよ」 「ホントっ?」 「ふん、」 「じゃあ、願うねっ」 うーんうーん言ってる、翠ちゃんにかわいいって言ったら、あおちゃんも可愛いって、言ってくれた。 "可愛い"は、あの方の口癖だったな、なんて。 .
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