序章

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教室に入ると丁度、二次元目が終わった所らしく休み時間だった。 担任に、遅れた訳を説明し、2、3分の説教を食らい、席に着いた。 それと同時に、三次元目開始のチャイムが鳴った。 三次元目は、学活らしい。 担任が 「クラスの係決めをしたいと思います」 と言ったので、係決めをする事になった。 海人は 「適当に教科連絡辺りで良いか」 と、言った。 だが、返ってきた言葉は、凄く意外な物だった。 「何を言っている?海人、お前は、遅刻した罰でこのクラスの学級委員になれ!」 と、担任が言って来たのだ。 勿論、必死に断り続けたが、クラスのみんなも言い出したので、しょうがなく引き受ける事にした。 「なんて最悪なんだ、、」 海人は、心の中で何回も呟いた。
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