揺れる赤
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町も空も赤く染まる時間 どこか寂しそうに 揺れる炎 緑の中の赤 1つ1つは小さいけれど 集まれば大きな炎のよう 本来は 熱く焦がすはずのそれは その佇まいからか 消え入る寸前の儚さをたたえる 秋の風に揺られながら 静かに人の目を誘う 赤 彼岸花
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