歩く

2/2
前へ
/122ページ
次へ
自分の足で 一歩 一歩 進む 何の目的もなく ただ ゆったり 自分の町を歩く そうすると いつもは気付かないことに 気付かされる 吹く風の暖かさ 空の高さ 町の人の楽しげな声 昔と変わった風景 トクンと いつもと違う速さで脈打つ 自分の心臓 ドクンと いつもと違う何かが溢れ出す 自分の頭の中 歩く それは 自分に必要な 大切な時間
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加