始まり
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そして、私達は手を離し 自然と向き合った。 『また会いに来るから。電話もメールもするから。』 「うん。」 お別れの時間。 涼くんが私の髪に触れる。 私の頬に優しく触れる。 そして私のおでこにそっとキスをした。 えっ?それだけで終わりなの? もっとしてほしいって思った私は欲張りなのかな。 なんだか恥ずかしい。
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