第一章

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  ‐紅side   蒼『新撰組の人って単純馬鹿だね~』   紅『あんな嘘に騙されるとは…』     あいつら本当にあんなんで大丈夫か? 忍なんて気配バレバレだし まっ間者ってバレなかっただけいっか!!     そういえば…   紅『蒼』   蒼『なぁに?』   紅『お前があんなに喋るなんて珍しいな なんか面白いのでも見つけたか?』     蒼は警戒心が強い 自分が気に入った人にしか喋ることなんてめったに無い     蒼『あの沖田って男 僕と似てない?性格とか だから話してみたかっただけ』     確かに似てる落ち込んだ姿なんて特に “玩具を奪われた子供”みたいな あの土方って奴も苦労してるんだろうな     紅『そうか。 はぁー今日は本当に疲れたな』   蒼『僕は楽しかったよ~』   それは、お前だけだ   紅『そろそろ着くな』   蒼『みんな元気かな~?』   紅『元気じゃないとこ見たこと無い』     あいつら居るのか… 頼むから喧嘩はしないでくれよ       ‐紅side END
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