第一章

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  ――――――奥の部屋       スパーンッ     蒼『みんな久しぶり~』   紅『ゆっくり開けろって何回言ったら分かるんだ…お前は…』     急に襖が勢い良く開き笑顔の蒼と疲れきった顔の紅が入ってきた     稔「あっ双子だ!!!」   九「…紅…蒼…会いたかった」   玄「二人とも遅かったですね」   晋「迷子になってたんだろ」   蒼『晋作と一緒にしないでくれる~?』   紅『いろいろあってな…』     紅は遠くを見つめて溜め息を吐いた             ……………………。             玄(蒼ですね。)   稔(蒼かな)   九(…紅…お疲れ…様…)   晋(ご愁傷さま)   疲れきった表情の紅に4人は心の中で呟いた
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