第一章

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  玄「浪士に反抗して刀を抜く理由が」   九「……わからない」   紅『お前らなら分かるだろ。 蒼の今までの行動を思い出してみろ』     二人は考える素振りをして何かを思い出したように「あぁ。」と呟いた     晋「新撰組に良くバレなかったな」   蒼『あいつら馬鹿だもん♪ 僕らの嘘に騙されるくらいね』   稔「どんな嘘ついたのー?」   蒼『家が無くて野宿してて 風呂は海か川で入ってるって言った』     ドヤ顔で言う蒼の言葉に     晋「は!?気づかなかったのか?」   蒼『うん♪馬鹿だよね~』     高杉と吉田は新撰組から逃げてる自分達が一番馬鹿みたいだと思っていた     玄「双子の顔が知られたとなると あんまり一緒に行動できませんね…」   九「……あっ…」シュン   紅『すまんな(蒼のせいで)』     寂しそうにする二人を見て紅は謝り入江の頭を撫でてあげた
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