第一章

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  俺が起き上がると玄瑞が怪しい人を見る目で見ている   俺、声に出してないはずなんだが…     玄「声に出てますよ」   うそぉーん!!!? え!?いつから??俺痛い子じゃんか     玄「欠伸したとこからです」     最初からじゃねぇか!!終わった… あれ?何か会話が成り立ってないか? 声に出してないはずなんだが     玄「さっきから声に出してますよ クスッ…まさか紅が独り言を言うとわ」     なっなっなんだってぇ!!!?     紅『玄瑞…今のは誰にも言わないでくれ とくに稔麿と晋作と蒼だけにわ』   玄「もう遅いですよ」     …へ?     「まさか紅が独り言ねぇ~」   「プッ…うそぉーん…って…ククッ」     だぁー!!聞かれてたぁー!! よりにもよって稔麿と晋作に 俺…生きていけない…     紅『笑いたきゃ笑え 堪えられた俺が惨めだろ』   晋「ッ…アハハ…紅が…アハハハハ… 独り…ヒーヒー…もうだめ…アハハハ」     だから嫌だったんだ こいつらにバレるのは もう俺、生きていたくない  
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