第一章

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  賑やかな町並みに広がるたくさんの店 活気づいている人達の中に…       『あぁー!!見てみて、紅!! 美味しそうな甘味処がある~♪』   楽しそうにはしゃく青い少年、久遠 蒼と       『はぁ…蒼…ちゃんと前向いて歩け 人にぶつかったら危ないだろ』   心配そうに見つめる赤い少年、久遠 紅がいた       蒼『大丈夫だって!! もぉー紅は心配性なんだから…』   紅『あっ蒼!!危ないっ』   蒼『へっ??』          ――――――ドンッ         「ッ…いってぇな おい!!餓鬼どこ見て歩いてんだ 殺されてぇのか!!!」   柄の悪そうな男が蒼に向かって刀を向けてきた
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