第一章

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  蒼たちに酷い扱いを受けた晋作は部屋の隅でいじけてると襖が開いた     蘭「晋作はん、どないしたんどす?」     そう言って入って来たのは、お蘭だった     晋「どうせ俺は…」   蘭「…?」   蒼『お蘭さん気にしたら負けだよ~』   蘭「まぁえぇわ 朝餉の用意が出来ましたよ」     お蘭が朝餉と言った途端、晋作がバッと顔をあげて「俺の朝餉はどこだー」と言って部屋から勢いよく出ていった     蘭「なんか晋作はん哀れやわ まっ放っておいて皆で朝餉食べましょ」   と言うとどこから出したのか全員分のご飯を並べていった     蒼『うわぁ!!おいしそ~』   紅『久しぶりに食べるなぁ』   玄「さっ皆さん食べましょうか」   5人「「いただきます」」   元気よく手を合わせて言うと美味しそうに食べ始めた           晋作が戻ってきたのは5人が食べ終わって寛いでいる後だった
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