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蒼は立ち上がって刀を抜いて立っている男を睨んだ
蒼『ぶつかったのは僕だから謝るけど刀を抜く意味ないよね?それに殺すなんてこんな人通りが多いとこで言わないでよね』
浪「あ"ぁ?」
蒼『聞こえなかった?耳悪いとか?
あっもしかして!!馬鹿だから言葉の意味が理解出来ないのか!!かっわいそ~』
浪「てめぇ…ぶっ殺す…」
紅(はぁ、もうイヤだ…)
紅の心配を余所に蒼は男に反抗して怒らしてしまい男は刀を振り回している
蒼『それ本気~?そんなの当たんないよ
殺すんだったらちゃんと当てないとね』
避けながら言うと背筋も凍るような笑顔でニヤッと笑い男の刀を自分の刀で受け止めた
浪「なっ!?」
蒼『どうしたの~?殺すんでしょ~?
もしかしてやめるとか言わないよね?』
ね?っとニヤニヤした
蛇に睨み付けられた蛙のように男は動けなくなっていた
紅『蒼…そこまでだ…
俺が黙っていたら殺すつもりだろ』
蒼『んーバレた?』
未だ楽しそうに笑っている蒼に紅は溜め息が止まらなかった
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