序〓非日常から日常に

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人より少し勉強が出来るのと、両親が少し変わっている以外は普通の女子高生だった私。 世ノ原 音彩 (セノハラ ネイロ ) 親友の鴇観 桃々(トキミ モモ)といつものように学校に行って、授業を受けて、帰りには寄り道をする。 そんないつも通りの日常が、いつ代わったのかは未だにわからない。 けど街中を歩いていたのに、気づいたら森の中で親友は居なくなり、私は近くの村でお世話になっていた。 唐突すぎる非日常の訪れに流され、気づいたら私たちはその非日常に慣れて始めていた。 すこしづつ非日常が日常へと移り変わっていったのだ。
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